偏食コラム第56回
偏食への具体的な対応策
○事例3、棒付きのアイスを食べるのが苦手
Cくんは棒が付いたアイスを食べるのがどうも苦手なようです。
食べることには食べるのですが、噛んで食べることはせずにずっとなめて食べているようで、かなり時間がかかっています。
対応策3、棒から外して少し砕いて出してあげましょう
きっとCくんはアイスを噛んだ時の「ガリッ」とした食感が苦手なのでしょう。
アイスが嫌いなのではなく、噛んで食べるのが嫌なんですね。
歯に冷たい食べ物や硬い食べ物が触れると、痛みを感じる子どももいます。
そこで、アイスを棒から外し、お皿の上で少し砕いて出してあげるようにしましょう。
そうすることで少し溶けて、シャーベットのようになり食べやすくなります。
スプーンですくって落ち着いて食べられるので、棒から落ちないか心配する必要もなくなります。
棒から落ちてしまわないかということが心配で食べられない子どももいますので。