偏食コラム第57回
偏食への具体的な対応策
□食べ物にこだわりとルールがある
▽大きさや形、色にこだわりを持っている
子どもの偏食には、食感や味以外にも、食べ物の大きさや形、色に強いこだわりがあるために食べられないという子どもがいます。逆に特定の大きさや形の、色のものにこだわって食べるといいう子どももいます。
そのような時には切る大きさや味付けなどの調理方法や盛り付け方を変えることで食べられるようになることがあります。
○事例1、大きな食べ物は食べたくない!
Aちゃんはニンジンが好きで、サラダに細切りで入っているニンジンはよく食べます。
でも、カレーライスに入っているようなゴロッとした大きなニンジンはいつも残してしまいます…。
対応策1、食べやすい大きさに切りましょう
Aちゃんのような子どもは多くいます。
大きな食べ物を口に入れるために大きな口を開けるのが大変、口に入れた後何度も噛むのが嫌と感じることがあるようです。
そんな時はあらかじめ口に入れやすく噛みやすい大きさ、子どもにも食べやすい大きさに切ることを心がけましょう。
小さく切ることで軟らかさも出ますから、子どもにとってはかなり食べやすくなります。