偏食コラム第79回


偏食への具体的な対応策

○事例4、特定のメーカー以外の食べ物は嫌

Dくんは○○乳業の牛乳以外は飲めません。

チーズも、ヨーグルトも、バターも○○乳業以外の食べ物は口にしようとしません。

お母さんとしてはメーカーにこだわらずに、食べて欲しいようですが…。

  

対応策4、中身をチェンジする工夫もアリです

発達障害(ADHD、アスペルガー障害等)の傾向のある子どもは、感覚が敏感であるためにメーカーの違いによる食べ物の食感、味、香りの違いを細かく感じ取ることができる場合があります。

どうしても違いに気付いてしまう場合は、無理に他のメーカーの物を押し付けないようにした方が良いでしょう。

また、メーカーへのこだわりは食感や味の違いだけでなく、メーカーのパッケージ、ロゴに向けられている場合があります。

その際は、別のメーカーの食品を与える場合には、そのパッケージから直接出しながら与えるのではなく、別容器に移し替えてから与える方法を試してください。

まずはお子さんが「食感や味orパッケージ」のどちらに対してこだわりを持っているかを見極める必要があります。

そして原因に応じた対応をします。