偏食対策コラム第8回 「食パン以外はパンじゃない」?形へのこだわりによる偏食(2)


気になる子の偏食対策

偏食は味や香り、食感だけではなく、「見た目」や「かたち」から生じることもあります。食べ物の形が変わると、味や香りが今まで食べていたものと同じでも、手を出さなくなる子がいるのです。

「食パン以外はパンじゃない」と言う子ども

「うちの子は、パンの中でも食パンしか食べません。毎朝パンを食べるのですが、食パン以外のパン(菓子パンやクロワッサン)を出すと、『これはパンじゃない』と言い出して機嫌が悪くなってしまいます。」

いろんなパンがあることを説明しましょう

前回のおにぎりの形にこだわっていた子と同様に、この子の場合も「パン=食パン=四角い食べ物」といった、自分なりのイメージができているのかもしれません。

「パン」という食べ物には、食パン以外にも他に様々な形や味のバリエーションがあることを説明してあげましょう。

パンについての雑誌や絵本を一緒に読んだり、実際にパン屋さんに連れていくのも良い方法です。

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