リビングで子どもに勉強させる効果
ダイニングテーブルが学力を伸ばす
「家」は、絵本や幼児教材などと同じように、子どもの人間形成に大きな影響を与えるということが、いくつかの研究や調査でわかっています。
2012年に子どもの専門家と建築家が実施した研究では、「家」の中の‘家族が集えるスペース’が、家族間のコミュニケーションを促進する上で重要な効果がありことがわかりました。
また、学力と勉強する環境の関係性を調査してみると、医学部などの偏差値が高い学校に行った子どもほど、小学生の時にダイニングやリビングで勉強していたことがわかりました。
家族とコミュニケーションを取りながら勉強することが成績向上につながるのです。
また、家族の息づかいを感じながら勉強や読書をし、感じたことをすぐに話せる環境は、心の安定にもつながります。
そこから家族の絆も生まれ、やがて思春期が来たときに、困難を乗り越える力にもなります。
ですから、小学生までは、勉強に限らず、ダイニングやリビングで多くの時間を過ごせるようにしてあげてください。