お子さんの泣き顔が見たくない保護者の方へ…


園を信頼し、子どもを応援しよう!

029049「子どもを幼稚園に見送る時、泣かれるのがつらい」という相談を多く受けます。

特に春はこのような悩みを持つお母さんが多いのです。

子どもは、新しい環境に適応しようとして頑張っているのです。

愛情を受けて育った子ほど、外の環境に慣れるまでに時間がかかるものです。

「子どもは頑張っているんだ」と心の中で応援してあげてください。

そして同時に大事なことは、園や保育士の先生を信頼することです。

親が「この先生大丈夫なのかな?」という疑いの目で見たり、信頼していなかったりすると保育者はそれを感じ取り萎縮してしまいます。

結果的に、子ども達を活発に活動させることが出来なくなるのです。

「幼稚園の先生が若くて、頼りなく思えてしまう」という相談を受けることもあります。

このような場合は、先生を応援する気持ちを持ってください。

そして、「先生と園を信頼しています」という気持ちを伝えます。

そうすることで、保育者も「親の信頼に応えたい」と、全力で子ども達の成長を支えようとするのです。

4月、5月は、子どもが新しい環境で必死の心のエネルギーを使っている時期です。

子どもは帰宅後、ホッと気を抜く時間が必要です。

時に普段よりわがままになることもあります。

お父さんとお母さんはでんと構えて、あまり叱ったり、いろいろと指示したりせず、大きな気持ちで見つめることが大切です。