偏食コラム第39回


エピソード5、あの食べ物が美味しかったから他の食べ物も…

Eちゃんは学校の授業で、野菜を自分で育てて食べるという体験をしました。

今までは野菜が苦手だったEちゃんですが、この時の経験がよほど楽しかったのかピーマンを食べたのです。

その経験が少し自信につながりました。

「他の野菜も食べてみる!」とお母さんに話すようになりました。

 

ポイント

Eちゃんのように過去の楽しかった経験、上手くいった経験が、思わぬところで偏食の改善に役立つことがあります。

また、Eちゃんのように自分で作ったということでなくとも、テレビや絵本でお気に入りのキャラクターが自分の苦手なことに挑戦している姿を見ること、あるいは他のお友達が平気で自分にできないことをしている姿を見ることも自信につながります。

子どもの興味関心はどこに向いているかわかりにくい時もありますが、そういった動機を保護者が感づいた際にはサポートしてあげてください。