偏食コラム第38回


エピソード4、興味を持った時がチャンス!

Dくんは小学校の入学直前、今まで苦手だったから揚げに興味が湧いてきました。

普段は見るだけでも嫌そうだったのに、顔を近づけて観察したり、においをかいでみたりしています。

それを見たお母さんはすぐさま料理を開始。

Dくんは少しずつ食べ始め、やがて「美味しい」といって普通に食べられるようになりました。

  

ポイント

Dくんのように成長にしたがって苦手だったことにも興味が湧くことや、新しいことに挑戦してみたいと思う子どもがいます。

このように新しいことに興味を持つことは、偏食を改善させる機会であることはもちろん、子どもの精神的な成長を促す貴重な機会でもあります。

その機会を逃すことなく、活かしてあげるよう周りがしっかりとサポートしてあげましょう。

しかし、決して無理強いをしてはいけません。子どもが自発的に行動するのを待ちます。