偏食対策コラム最終回「食べこぼしの多い子どもにはどうすれば良い?」
偏食になるきっかけになる「食べこぼしの多さ」?!
発達障害(ADHD、アスペルガー障害等)の傾向のある子どもは、手先が不器用で食器を上手く扱えなかったり、食事中に注意力が欠けてしまったりと、食べこぼしが多くなりがちです。
例えば、スプーンであれば食べられるものも、箸になると思ったように食べられないということが起こります。
食事の上で困難が続くと、食べこぼしの問題だけでなく、食べること自体が嫌になってしまい、それをきっかけに偏食になってしまう子どももいます。
偏食への具体的な対処法 → 子どもが扱いやすい食器やカトラリーに変えましょう
そんな時は、スプーン、フォーク、箸など、その都度子どもが扱いやすい食器やカトラリーに変えることや、食材を食べやすい大きさにするなどの工夫が必要です。
子どもにとって扱いやすい食器やカトラリーの特徴
手先が不器用な子どもに扱わせるカトラリーは、持つ部分となる柄が太いものや、滑りにくい素材でできているものが良いです。素材は、子どもでも軽くて持ちやすいプラスチックや木の素材でできたものの方が良いでしょう。
食事中に集中できなくなってしまう子どもには?
食事の際に手が止まってしまう、集中力が切れてしまって食べこぼしをしてしまう子どもには、注意が逸れているのに気が付く度に名前を呼び、食事中であることを優しく伝えましょう。