偏食コラム第36回


エピソード2、うち以外場所の食事で食べられるようになった!

Bくんは焼きそばが食べられませんでした。

色々な野菜や麺が入った焼きそばは、Bくんにとっては食感や味も様々で食べづらかったのかもしれません。

しかし、ある日地域の子ども会でキャンプに行った時のことでした。

普段は食べなかった焼きそばを周りのお友達と一緒に嬉しそうに食べていたのです。

 

ポイント

Bくんのように複数の食材が混ざった食べ物を嫌う子どもがいます。

そういった時には使う食材を減らしてみたり、「キャベツの中に少しだけもやしを入れる」といったように紛らせたりしながら慣れさせる必要があります。

しかし、Bくんのように「お友達と一緒だったら食べられた」ということもあります。

お友達に負けないように食べたのかもしれませんし、楽しい雰囲気に後押しされて食べたのかもしれません。

あるいは食べた焼きそばにはほとんど具が入っていなかったのかもしれません。

ここで重要なのはちゃんと食べられたという事実です。

仮に偶然であったとしても、苦手だった食べ物を食べたお子さんを見た際にはしっかりほめてあげましょう。

それが次の自信にもつながります。