偏食コラム第32回


Q&A:食事の姿勢に関する悩み

Q、食事の時に右手(左手)を使っていない

食事の時にお茶椀に右手(左手)をそえずに食べる子どもがいます。

もう片方の手は何にそえるでもなく、だらりと下げているだけで姿勢もあまり良くありません。

 

A、空いている手の使い方を教えてあげましょう

この子どもは、そもそも「空いている手の使い方をわかっていない」のです。

利き手となる手は、おはしやフォークを持つ方だとはわかっていても、もう片方をどう使うのかわかっていません。

 そんな時は、周りの保護者、園の先生が優しく教えてあげることです。

子どもの後ろにそっと回り、「左手(右手)でまずはお茶椀を持ちます」、「そしてもう片方の手でおはしを持ちます」と教えてあげるのです。

そのことを子どもが理解して、自分一人でできるようになったらしっかりとほめてあげます。

慣れてくると、両手を使う方が食べやすいことに子どもが気づきます。