偏食コラム第85回「口の周りに食べ物がくっつくのがイヤ!」
偏食の事例 ごはん粒が口の周りにくっつくと……
Bくんはごはんが大好きです。
そんなBくんにおにぎりをあげると、最初のうちは勢いよく食べるのですが、なんだか途中から食べづらそう……。
だんだんと口の周りにごはん粒がつくようになり、やがて機嫌が悪くなって、食べるのをやめてしまいました。
偏食の原因 どうして食べなくなってしまったの?
Bくんのように、ごはん粒などの食べ物がペタペタと口の周りにくっつくのを嫌う子どもがいます。
おにぎりだけでなく、サンドイッチやピザ、すいかのような三角形の食べ物は、食べていると段々と口に触れる面積が広がり、口の周りに食べ物が当たります。
偏食への具体的な対処法 → 食べやすく口に付きづらい形や大きさにしましょう
はじめから食材を口の周りにつきづらいかたちにする(たとえばおにぎりであれば俵型)と、こういった子どもには食べやすくなります。
大きさを小さくして、一口でパクッと食べられるようにするのも有効です。サンドイッチやピザであれば、三角形や扇形に切るのではなく、5cm角程度大きさの四角形に切ると、口につきづらく不快感が小さくなって食べやすくなるでしょう。