おねしょ対策、3つのポイント
おねしょは成長過程で起こる自然現象です。
おしっこは「ADH」という抗利尿ホルモンの働きによってコントロールされています。このホルモンは夜に分泌量が増えるので、体は水分を溜めておくことができるのです。幼児期の子どもは、この分泌が安定していないので、おしっこを出してしまいます。
おねしょ対策で重要なポイント
まず「叱らない」こと。
ADHの分泌にはストレスも関係しますから、決して子どもを責めないで。7歳を過ぎると95%の子どもは自然と治る研究結果もあります。
そして「寝る前の水分は控えて」。
飲んだ水分は約2~3時間で排出されるので、夕方からの水分は控えめに。ただし、夏は熱中症の問題もあるので臨機応変が肝心です。
最後に「夜中起こさないこと」。
ADHは熟睡時の分泌されます。子どもが尿意を感じて自然に起きるのはOKですが、途中で起こしてトイレに連れていくのは禁止です。
また、生活の乱れで熟睡できない時もあります。
起床・就寝時間を一定にして、生活リズムを整えることもおねしょを治す上で大切なことです。