欲しいものをがまんさせるコツとは?
欲しいものをがまんさせるには?
お子さんが何かを我がまんできたら、きちんとほめていますか?
例えば、欲しいものを少し待つことが出来たとき、おうちの方がほめることで、子どもは‘がまんできた自分’に自信を持ち、他のことにも挑戦する意欲が高まります。
子どもはがまんすること、待つことによって、自分をコントロールする力をつけていきます。
ただし、3歳頃までは、まだ練習段階です。
がまんできたことよりも、「欲しいものが手に入らなかった」というマイナスの感情の方が強く残りますので、カレンダーにシールを貼るなどして、頑張りが目に見えるようにしてあげてください。
シールが励みになって、がまんしたり、待つことができるようになることで、最も大事な耐える力が身についていくのです。
7歳くらいになると自分をかなりコントロールできるようになってきます。
「誕生日まで」「クリスマスまで」などのように、かなり先の目標を立て、そこまで待つことができたら、うんとほめてあげてください。
達成できたらほめるんです。
高学年であれば、「○○がほしいから○○をがんばる」という具合に自分で目標を立てさせる。
そうして、自分で決めた目標を達成することは、「やればできる」という自信をさらに高め、やり抜く力にもつながっていくはずですよ。