「子どもを叱る」という悩み
叱ることが必要なときとそうでないときを見極めよう
子どもに関する相談に中でも多いのが、「子どもの叱り方」です。
子どもを思うあまり、結果として叱りすぎてしまい、「自分が嫌になる」と悩むお母さんは少なくありません。
このような時は、まず自分の叱り方を見直してください。
叱り方にメリハリをつけることが大切です。
道路に飛び出すなどの危ない行為や、友達を叩く、人のものを取るなどの他人に迷惑をかける行為をしたときは、ビシッと叱ります。
それ以外のときは、叱るのではなく、「お母さんは○○してほしくない。されると悲しい(嫌だ)」と自分の気持ちを伝え、その理由も伝えてください。
子どもは叱られ続けると、「何をしたらいけないのか?」「何をしなかったらいけないのか?」「どのくらいいけないことなのか?」がわからなくなってきます。
「何をしても叱られる」と思ってしまい、うそをついてでも叱られまいとして、反省ができなくなるのです。
子どもの行動を変えたいときは、まず親の考え方を変えなくてはなりませんよ。