夫婦げんかから子どもが学ぶこと
夫婦げんかのススメ!?
最近は「けんか=悪いこと」ととらえる風潮がありますよね。
育児書などにも、「子どもの前で夫婦げんかをするのはよくない」と書かれているものを見かけます。
夫婦げんかの度に、子どもに対して後ろめたさを感じている方が多いでしょうが、私は、夫婦げんかは必要であると考えています。
何故なら、けんかは価値観の違う人間同士がわかりあうための手段だからです。
子どもにとってお父さんとお母さんの夫婦げんかこそがいちばん身近な「けんかのモデル」になります。
とはいえ、感情に任せてののしりあったり、暴力をふるったりするのは、子どものストレスや悪いお手本になるので、厳禁です。
大切なのは、「自分のことをわかってもらうためにけんかをしている」という意識を忘れずに、相手の声に耳を貸しながら、話し合う事です。
そして、最も大事なことは、仲直りするところまでを子どもに見せる。
すると子どもは、「こうやって仲良しになるんだな」と学び、自然に人間関係力を身に付けていきます。