クリスマスプレゼントをお子さんに渡すその前に…
プレゼントの仕方で育む子どもの心
多くのプレゼントをもらうことは、子どもの性格形成上、あまり好ましいことではありません。
「喜ぶ顔が見たい」と買い与えたり、「子どもに好かれたい」という気持ちから物を与えたりしていると、「ほしいものはねだれば手に入る」と子どもは学習してしまいます。
物を手に入れることばかりに執着するようになり、買ってもらえる喜びをを感じなくなったり、物を大切にする心が身に付きません。
では、物を大切にする心、我慢する力、耐える力を育てるにはどうしたらよいのでしょうか。
もし子どもが「○○がほしい」とねだったら…
①その場で買わない
②時間をかけて「本当にほしいものかどうか」考えさせる
③本当にほしいと子どもが考えたら、クリスマスや誕生日などの特別な日に、「1つだけプレゼントしてもらおうね」と提案する
大切なのは、プレゼントがもらえる日まで子どもを待たせることです。
約束の日まで待てた時の達成感は、我慢する力につながります。
これを子どもに身に付けさせるのは親や祖父母なのです。