イオンレイクタウン座談会レポート第2週公開!
徳田先生との座談会レポート第2週
先週から掲載をスタートしたイオンレイクタウンでの徳田先生とお母さんたちの座談会の様子の続きをご紹介します!
今週はどんなお悩みを徳田先生が具体的にお答え頂けるでしょうか?
それでは、ご覧ください!
長い目で見守ることが大事
Aさん:逆に、内弁慶なのも心配なんですが…。
家では1歳の弟と元気に遊んでいるのに、幼稚園のバスを待っている時には、他の子が走り回ったりしているなかで、息子だけは私の隣でじっとしているだけなんです。
徳田:幼稚園ではどうしていますか?
Aさん:先生は、仲の良い友達と遊んでいると言ってくださっているのですが…。
徳田:なら大丈夫。
お母さんは「ちゃんと遊べているのかな」というのが心配なのだと思いますが、保育者はうそは言いません。
遊べていないのに「遊べています」と言ったところで、お子さんのためにも、お母さんのためにもならないですよね。
私は幼稚園の先生の経験もあるので断言しますが、遊べていない場合は、ちゃんと言ってくれるはずですよ。
Aさん:そうなんですね。少し安心しました。
徳田:もしも幼稚園で声も出さないというなら心配だけれども、息子さんの場合は恐らく引っ込み思案の範囲でしょう。
慣れない幼稚園で「先生に叱られるんじゃないか」「友達に何かされたらどうしよう」なんて不安なのに、自分を守ってくれるママがいないので、周りと関わらないことで自分で自分を守っているんです。
ところが家に帰ればお母さんも弟もいて、少しくらいやんちゃしたって叱られるわけでもないから、元気なわけです。
Aさん:無理に直さなくてもいいということですか?
徳田:おしりをたたいて「お友達と話しなさい」「ちゃんとやりなさい」とけしかけるのは、逆に負担になるからダメですよ。放っておけばいいんです。
Aさん:ダメなんですね!? かなりあおっていました…。
徳田:そのうち心がタフになって、きっとお友達と関われるようになりますから大丈夫ですよ。
先ほども言ったように、今はまだ性格をかたち作っている時です。
今はあいさつやおしゃべりができたときに、その場その場で「やったね!」とほめて、少しずつ自信をつけてやってください。小学校でぐいぐいと引っ張っていくタイプの友達でもできれば、その友達をマネして積極的な性格に変わったりしますから。
片づけは予告が大事
Bさん:みなさんのおうちでは、お片づけはきちんとできていますか?
私は、4歳の娘がパッとお片づけできないのが悩みどころです。
徳田:それは無理な話ですよ!
例えば、お母さんたちがいちごのショートケーキを食べているとしましょう。
しかもみなさんは、いちごを最後に食べようと思って残している。
ところが私が突然、「はい終わり! 残っているぶんは捨てましょう」と言ったらどうですか? 腹が立つでしょう(笑)。それと同じことをしているんです。
つまり、終わりの予告をせずに、お子さんがやっていることを無理矢理やめさせているようなものです。
Bさん:子どもにも予告してあげるといいんですね!?
徳田:すると見通しが立つので、夢中になっているものからパッと引けるはずです。
時間は、キッチンタイマーをセットしてもいいですが、子どもには、砂時計のように時間が減っていくのがわかりやすくておすすめですね。最近はスマートホンのアプリケーションにも、タイマーなどがありますよ。
Bさん:そういえばお出かけする時に、「時計の長い針が12のところに行ったら出かけるよ」と宣言したら、子どものほうから「12になったよ」って言いに来たことがあります!
徳田:いいと思います!
そういったことを続けるうちに、「残りはこれだけだから、あと1回かな」なんて、見通しを立てて行動できる人間になっていきますから。やはり、おうちの方の工夫が大事なんです。
いかがでしたか?
座談会はまだまだ続きます!
この続きはまた来週ご紹介します!お楽しみに!
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