食事に集中できないうちの子

食事の途中で歩き回る時の対処法

気がそれない環境作りが大事!

子ども 集中して食べる

まず、食事に集中できる対応を整えます。食事をするときの座る位置を工夫してください。

窓の外の景色や、テレビ、部屋に置かれているおもちゃなど、子どもの気がそれる要因は様々にあります。それらが視界に入らない位置に子どもを座らせ、食事をさせます。テレビは消して、音の出るものは鳴らないようにするのも方法の1つです。

物事の見通しを立てるのが苦手なお子さんへの対処法

139397発達障害のある子どもは、物事の見通しを立てるのが苦手です。いつまで食事の時間が続くのかわからないので、自分で勝手に食事を終え、ほかのことをしてしまうのです。食事の終わりを示してあげてください。

「時計の長い針が12になったら、ごはんは終わりだよ」「この砂時計の砂が全部下に落ちたら、ごはんは終わりだよ」

こんなふうに、終わりがいつなのかを示します。そうすることで、子どもは食事がしやすくなります。

食事に興味の無いお子さんへの対処法

141191 発達障害のある子どもの中には、もともと食事にあまり興味のない子がいます。

好きなものだけを食べて、ほかは食べずに食事を終えようとします。こういう場合は、「●●ちゃんは、あとひと口ごはんを食べます。そうしたら、好きなデザートが食べられます」などというふうにして、食事と楽しいことをセットにします。

こうすることで、食に対する意欲がわくようにしてください。

もしどうしても食が細い場合は、一度の量を少なくして、食事の回数を増やしてください。

 自分の分だけではなく、人の食事も食べてしまう子どもがいます。この場合は、ランチョンマットやトレーを使って、「ここにある分が、●●ちゃんのごはんだよ」と示してください。

 食べたくないという意思表示を、ことばではなく、吐き出したり、床に落とすといった行動で示す子どもがいます

このような場合は、残し方を教えます。

残す用のお皿をつくり、「食べたくないものは、ここに置きます」と示してください。残す上でのルールをつくるのです。ルールを守れたら、子どもをほめてください。

 お皿に盛られたものは全部食べなくてはならない、と考える子どもがいます。

盛るときに、多めがいいか、少なめがいいか、子どもに確認してください。本人が納得する量をよそいます。自分の決められた量を食べられたときは、ほめてください。親子で決めたことを守れたときは、何度でもほめることが大切です。

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