お子さんにも「ストレス」はあります

「発達障害のお子さん」がストレスを感じない環境を整える

子ども ストレス

どうしてこのぐらいのことで怒ったり、泣いたり、大騒ぎしたりするのだろう?」

 発達障害のある子どもをもつ親がよく思うことです。

発達障害のある子どもによく見られる特性

029049・いつもと違うやり方をすると大泣きする、怒る

・ある特定の音、においを極端に嫌がる

・少しの時間でもじっとしていられない

これらは、発達障害のある子どもによく見られる特性です。子どもたちの中には、いつもと違うことが起こると「どうすればいいんだろう!?」と不安になり、パニックを起こしてしまったりする子がいます。

また音やにおいについては、発達障害のない人と、感じ方が違う子もいます。

そしてじっとしていられない子は、衝動的に体が動いてしまうのです。

これらのことを押さえつけてがまんさせても、子どもはストレスを感じるだけです。これらの特性に対しては、以下のように対応してください。

具体的な対処法

143285「今、何をすればよいのかわかるようにする」

「苦手な刺激を感じなくてすむようにする」

「気が散らない環境をつくる」

このように子どもたちが不安にならず、嫌な刺激をとりのぞいてあげるという対応が、お父さん、お母さんに求められることなのです。

 例:子どもと一緒に絵本を読む

065984子どもが少しまぶしそうな様子をみせたとします。そうしたら、照明が絵本に直接あたらないように移動してください。子どもは、光の反射を刺激として痛いと感じているかもしれません。

光を避けることで、絵本に集中できるようになります。逆にいうと、絵本に集中できないときは、「まぶしい」「暑い」「うるさい」など、なんらかの刺激を感じている可能性があります。

また、ほかの家族の動きや、外の様子が気になって集中できない場合もあります。その際は、壁のほうを向くようにしたり、カーテンを閉めて外の様子が見えないようにしてください。

そうすることで、気がそがれることが少なくなり、絵本に集中できるようになります。

ストレスがより少ない環境で、子どもが「わかった」「自分はできる」と感じられるようにしていけば、その後は、自分ができるようになるための練習を率先してやるようになります。

ストレスを感じさせつつ強制的に練習するのは、逆効果でしかないのです。

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