「子どもを授かれて無事に出産できたことに、今も感謝の気持ちでいっぱいです」
(公開)
俳優の石田純一さんと結婚し、約2年間の妊活を経て2012年に長男を出産。2016年には長女も誕生し、念願のママとなった東尾理子さん。現在は4歳の息子さん、1歳の娘さんの子育てと仕事の両立に奮闘しながらも充実した日々を送っています。
「不妊治療が必要だとわかったときはすごく残念に思ったんですけど、『今できることをやろう!』と気持ちを切り替えて前向きに取り組んでいたので、一度も泣いたことはなかったですね。でも、長男の妊娠がわかったときは思わず涙がでました。もう、素直にうれしかったです。主人に早く伝えたくて留守電にメッセージを入れたら夜遅くに折り返しが来たんですけど、主人はなんだか興奮していて、1時間くらいしゃべりっぱなし(笑)。電話を切った後も朝まで眠れなかったみたいで……。懐かしいですね。
待ちに待った初めての出産は、出血多量で私の意識が朦朧としてしまうなど、想像以上に大変なものでした。でも、なんとか無事に産まれてくれて本当によかった。私がこうして子どもを授かれて、母子ともに健康に無事に出産できたのは、現代の医療があるからこそだと思っています。今も感謝の気持ちでいっぱいです」
「兄妹で寝ている姿がすごくかわいくて、それを見ると疲れも吹き飛びます」
「そんな息子の出産とは対照的に、無痛分娩だった娘の出産は痛みも全くなく、気持ちにもすごく余裕がありました。緊張する主人に代わって、へその緒も自分で切ったほど(笑)。無痛分娩には賛否両論ありますけど、私の場合は子どもが生まれるその瞬間の喜びをしっかりと感じられて、本当に幸せなお産でした。もちろん、痛みを感じなくても、愛情は二人とも同じようにたっぷりと湧いています。
高齢出産だったこともあって、子育ては体力的にきついですね(苦笑)。お兄ちゃんの幼稚園が始まってからは時間のやりくりも大変! でも、兄妹で仲良くくっついて寝ている姿がすごくかわいくて、それを見ると疲れも吹き飛びます。朝は妹の方が先に起きて、お兄ちゃんの頭をパンパ~ンって叩いて起こすんですけど、お兄ちゃんは全然怒らないんです。顔をひっぱたかれても、ハイハイでよじ上られても平気(笑)。優しく陽気なお兄ちゃんと、猪突猛進で意思の強い妹、なかなかおもしろいコンビですよ」
「子育てはママ中心になりがち。パパと子どもだけの時間も大事にしたいです」
「主人も家にいるときは子どもたちの面倒をよく見てくれますし、家事も積極的に手伝ってくれます。63歳のパパ、精一杯やっていますよ(笑)。今日も娘を連れてこようかと思ったんですけど、主人が見てくれるというので預けてきました。子育てはどうしてもママ中心になりがちなので、こうしてパパと子どもだけで過ごす時間も大事にしたいですね。子どもにとっても新鮮だし、ママの時間もできるし、パパ自身もあやし方や遊び方を試行錯誤して心身ともにタフになるはず。主人は今頃きっと修行の身ですね(笑)。帰ったら労いたいと思います」
・第1回「子どもを授かれて無事に出産できたことに、今も感謝の気持ちでいっぱいです」
・第2回「子どもの意思を尊重して、一人の人間として接したいと思っています」
・第3回「自然との触れ合いやゴルフ……。遊びながらたくさんのことを学んでほしい」
・第4回「子育てはうまくいかなくて当たり前。自分らしいやり方でのびのびと楽しめたら」
キッズハグスペシャルインタビュー
・第1弾 つるの剛士さん「好きな仕事をさせてもらって、愛する妻、愛する子どもたちに恵まれて、 僕は最高に幸せです」