子どものおもちゃの貸し借りに関する悩み

2歳の子どもがいます。
友だちと遊んでいる際に、他の子がうちの子のおもちゃを欲しがります。
うちの子が遊びたい気持ちもわかりますが、こういう場合どういう声掛けをしたらいいでしょうか?

2歳の子どもがいます。
よくある場面ですが、他の子がうちの子のおもちゃを欲しがりますが、うちの子は嫌がります。
1回は断りますが、お友達の子がまた来て「貸して!」と言ってきます。
しかし、うちの子は貸しません。
こういう時に自分の子に何と声掛けをしたらよいでしょうか?

まずは、お母さん仲間同士で話をしてみましょう

048900「貸して」に対して常に「いいよ」と回答することを促すのは、お子さんの自己主張を否定してしまいます。

まずは、お母さん仲間で話をしてみましょう。

「貸して」と言う時は、「後で」「今日はだめ」という答も「あり」にします。

違うものがあれば、「こっちならいいよ」というのも「あり」だということを共通理解の内容にしておくのです。

つまり、常に「貸して」「いいよ」ではないことをお母さんたちが納得しておくのです。

お母さん仲間でそういう話合いができる環境で遊ばせるのが、ベストです。

また、話し合いができない環境であれば、お母さんにとっても子どもにとってもストレスになるのであまり近づかないことが良いのですが、それも難しい場合には、おもちゃを複数個持っていって、そちらをよその子に貸してあげるようにします。

お母さんの方で、よその子に「後でね」や「こっちのおもちゃならいいよ」と声をかけてあげるのも「あり」です。

回答者 徳田克己先生

筑波大学医学医療系教授。教育博士、臨床心理士、専門は子ども支援。全国の幼稚園、保育所などを巡回して、保育者や保護者を対象とした気になる子どもの相談活動を行っている。「気になる子どもの保育ガイドブック」「育児の教科書クレヨンしんちゃん」(福村出版)、「親を惑わす専門家の言葉」(中央公論新社)など、著書多数。