子どもに厳しいパパ…このままで大丈夫?
パパは子どもを厳しくしつけた方が良い子に育つと信じていて、年長の息子をいつも怒ってばかりいます。
何かあると私の育て方が甘すぎると言い、息子もパパの顔色をうかがってばかり。
パパと一緒に“怒らない子育て”をするにはどうしたらいいでしょうか?
旦那さんは、子どもは厳しく育てた方が自分を律する“良い子になる”と思っています。
恐らく自分もそうやって育てられたからでしょう。自分の子育てを否定されると、自分の親や、その親に育てられた自分をも否定されていると感じてしまいます。だから面と向かってママがパパの言動を修正するのは難しいのです。
ママと違ってパパは今の子育て事情をよく知りません。
そこで、「ここはきちんとさせた方がいいけれど、こういうところはもっとのびのびさせたいと思うんだ。パパはどう思う?」とか、「幼稚園の先生からこういう話を聞いたんだけど」など、子どもをしかった直後ではなく、何もない平常時に、子育てに関する具体的なことをたくさん話し合っておくことが大事です。すると“ここはパパが言うように厳しくした方がいいな”とか、“ここはママが言うように少し黙って見ておこう”など、互いに落としどころを見つけることができるようになります。理想を言えば、どんな子育てをしたいのか、子どもがおなかの中にいるころから話し合っておくといいですね。