発達障害のある子どもの親が他の保護者やママ友と付き合っていくには
子どもの進学や進級の時期は、親や保護者にとっても新しい出会いの時期です。新しいクラスメートの親同士でお付き合いがスタートするとともに、初めてコミュニケーションを取る相手に子どもの障害を理解してもらうための取り組みが必要になります。
保護者に子どもの障害や特性を伝える
クラスメートの保護者たちは、発達障害のある子どもの行動や特性をみて、ときに「親の育て方、しつけが悪いのでは?」と勘違いしてしまうこともあります。憶測やうわさ話で誤解することもあるでしょう。
子どもが生活しやすい環境を整えるには、クラスメートの保護者にも子どもの状態を理解してもらい、受け入れてもらえる雰囲気作りを心がけることが大切です。先生に協力してもらい、保護者会などの機会に、子どもの状態をクラスメートの親や保護者に伝えておくのも1つの方法です。
子どものクラスメートの保護者やママ友とのお付き合いに苦しんだら
発達障害のある子どもの子育てで悩んだり苦しんだりしている時期に、クラスメートの保護者からの何気ないひと言に傷つくこともあります。「大変だね」と相手が気づかいのつもりで投げかけた言葉が、素直に受け入れられない時もあるかもしれません。
このように、子どもの障害について葛藤し暗いトンネルの中にいるような気持ちの時期には、周囲とうまく付き合えなくても自分を責めないでください。
クラスメートの保護者やママ友とは、自分の気持ちが落ち着く距離感を測って、その距離を保っておけばよいのです。