いつのまにかうちの子が迷子に・・・
迷子になる時の対処法
衝動性の強い子どもが外出すると、気になったものにすぐ向かっていってしまい、迷子になってしまうことがよくあります。目的物しか見ていないので、気がついたときには自分がどこにいるのか、わからなくなってしまいます。
まずは家庭でルールを作ることが大事！
まずは家庭でルールをつくってください。
・外に出たら母親と手をつなぎ、はなさない
・外出するときは必ず行き先を言う
・勝手に走っていかない
など、子どもとルールを決めて、守るようにうながします。守れたときは必ずほめてください。
お子さんが迷子になった時の想定をすることが大事！
迷子になったときも想定しておきます。自分がどこにいるのかわからなくなったときは、まわりにいる大人に声をかけるなどの対処法を決めておきます。どのように声をかけたらいいのか、子どもと一緒に練習をしておいてください。GPSつきの携帯電話を持たせておいて、すぐに位置を把握できるようにしておくのも１つの手段です。
方向感覚がにぶいお子さんへの対処法
発達障害のある子どもは、方向感覚が極端ににぶいことがあります。何度も来たことがある場所なのに、そこに行く途中で必ず道に迷ったり、目的地までは来られるのに、帰り方がわからなかったりします。
子どもと一緒に、まよわずに目的地に行ける方法、帰ってこられる方法を考えてください。友だちと一緒に通学・下校するのも１つの方法です。子どもが知っている場所を目印にして、「病院は、コンビニの隣にあります」などのように伝えるのも有効です。
