兄弟との関わり方

療育機関に通うことを兄弟にどう伝えるべきか

兄弟 相談

発達障害のある子どものきょうだい(兄弟、姉妹)は、どう対応してよいかわからず、ストレスを感じています。目に見える障害ではないため、現実を受け入れられず、嫌悪することがあります。

「どうして、●●ちゃんはをしても許されるの?」

親は、きょうだいからこのように聞かれることがあります。「障害があるから仕方ない」という回答では、納得しません。きょうだいの思いを受け止めつつ、具体的に障害の特徴と、対応について話してください。

 例:兄に弟(妹)の状態を説明する場合

131497「僕もまだ起きていたいのに、どうして●●ちゃんだけ遊んでいてもいいの? 僕はがまんしているのに」

親「がまんできてえらいね。●●ちゃんは遊びをいつやめて、いつ寝るべきか、まだわからないんだよ。だから、遊ぶのは3分間と決めて、このタイマーが鳴ったらおしまいって決めているの。“遊びはおしまい”ってできるように、今練習しているんだよ」

このような感じで伝えてください。また、発達障害の傾向のある子は順番を守れないという特徴があります。そのため、きょうだいがその子どもと遊ぶのをいやがることがあります。

順番を守らないことを親がまったく注意しなければ、きょうだいは不満を感じます。このような場合には、できるかぎり親も一緒に遊んでください。

 たとえばトランプをするなら、発達障害のある子に「●●くんは、お兄ちゃんの次です」と声をかけて、順番を伝えます。きょうだいもその様子をみて、「こうすれば、●●ちゃんとも遊べるんだ」と学ぶことができます。

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