子どもがくるくる回っている・・・

手をひらひらさせたり、くるくる回る時の対処法

子ども くるくる回る

発達障害のある子どもの中には、同じ場所でくるくると回ったり、手のひらを顔の前でひらひらする行動をする子どもがいます。これを「常同行動」といいます。

こうした行動の原因の1つに、自由に過ごしてよい時間に、子どもが何をすればよいのかわからないということがあります。この場合は、その場でしてもよい行動の選択肢を子どもに示してください。おもちゃや絵本などを用意して、子どもに選ばせます。こうすることで、子どもは自由な時間をどう過ごせばよいのかがわかり、くるくる回らなくなります。

先の見通しが持てないお子さんへの対処法

 115986これから何が起こるのかわからず、先の見通しがもてないため、不安になって同じ場所でくるくる回る子どもがいます。

この場合は、これから行われることを説明します。絵カードで示すのも効果的です。

 また、病院などの待合室などでくるくる回りだす子どもがいます。この場合は、いつまで待てばいいのかわからず、不安を感じているのです。子どもに何をして過ごせばいいのか、わかるように示してください。

おもちゃや絵本などを用意して、選ばせます。待ち時間をどう過ごせばよいのかがわかると、子どもはくるくる回らなくなります。

他の楽しい遊びを経験させることが大事!

082736 くるくる回る行動は、自分で刺激をつくり、その刺激を楽しんでいる場合もあります。自分でつくった刺激が心地よくて、繰り返し行っているのです。このような原因で起こる常同行動は、自己刺激行動ともよびます。

 このような行動は、ほかの遊びの楽しさを知らないことが関係しています。ほかの遊びに誘い、自己刺激行動以外にも楽しいことがあると経験させてください。

くすぐり遊びは、子どもにとって楽しさがわかりやすいものです。まずはくすぐり遊びからはじめてみてください。

 常同行動は、他人の迷惑になる場合や、子どもに危険が生じる場合にはやめさせなくてはなりません。しかし、特に問題がない場合には、やめさせず、見守っていてください。