発達障害・気になる子どもがうそをつく時の対処法

子ども

子どもがうそをつくのはなぜ? うそをつく理由とその対処法

空想と現実の区別がつかない子どもへの対処法

子どもがうそをつく原因もさまざまです。空想と現実の区別がつかず、自分で思いついたこと、想像したことを事実だと思ってしまう子どもがいます。

たとえば「お姫様が来てくれたらいいなあ」と思った子どもが、「きょうはね、お姫様が幼稚園に来てくれたの」と言ってしまうことがあるのです。

このように、会話の中で思い浮かんだことを事実だと思い込んでしまう子どもがいます。友達が「昨日は外にごはんを食べに行った」と話していたのを聞いて、「友達はケーキが大好きだから、ケーキを食べたのかな」と想像し、「友達はケーキを食べたんだよ」と言いふらしてしまったりします。

このようなうそに対して、頭ごなしに叱らないでください。そのうその裏にある子どもの願望や思いを考えて、受け止めてください。その上で事実を指摘してください。

怒られたくなくてうそをつく子どもへの対処法

大人に怒られたくなくてうそをつく子どもがいます。

叱られたくない、怒られたくない、失敗したくないという思いが、このうその裏にはあります。いつも叱られている子どもに、この行動がよくみられます。うそをついて自分を守ろうとしているのです。

叱られるからうそをつく……そのうそをとがめられるからまたうそをつく……という悪循環です。

ここでも、親は「なぜうそをついたのか」を考え、思いを受け止める必要があります。ここでただ叱るだけでは、またその言い訳のためにうその上塗りをしかねません。「●●ちゃんは、~したかったんだよね」と、子どもの気持ちをくみとり、代弁します。

親に認められている、わかってもらっていると感じられれば、子どもはうそをつかなくなっていきます。

注意を引くためにうそをつく子どもへの対処法

自分に関心を向けさせたくて、うそをつく子どもがいます。大人の気持ちをひくためにわざとする行動を「お試し行動」と呼びます。

親の気を引こうとしてうそをついている場合は、相手をしないでください。叱ったりするのも相手をしていることになります。相手をすると「うそをついている間は、お母さんはこっちを向いてくれる」と思ってしまいます。

大事なのは、「うそをついても自分の得にはならない」と子どもに感じさせることです。

同時に、「うそをつかなくても、大人は関心を持ってくれる」と感じさせることも大事です。

日常的にスキンシップをしてください。1日10分でも20分でもいいので、しっかりと話を聞いたり、触れ合う時間をつくります。そうすることで、子どものお試し行動は減っていきます。

⇒次を読む 新しいものを好まない時の対処法